山下奈々(REBOOT)選手の怪我により設けられた。日本女子バンタム級暫定王座決定戦。初回からメットカルフがブンブンと左右フックで仕掛けるのに対し、高倉選手はインサイドからパンチを返して対抗。2回、高倉選手は頭のポジションを上手くずらしながら左アッパーを突きあげて優位に立つ。3回、メットカルフは馬力を活かした攻撃で積極性をアピール。4回、打ち合いは激しさを増しお互いに譲らず。5回、高倉選手はジャブから左アッパーでメットカルフの顔面を弾くと返しのパンチを冷静に対応。6回、渾身の打ち合いで会場が盛り上がる中、高倉選手がバックステップから右ストレートで試合運びの上手さを見せ終了のゴング。採点が56-58が2人、55-591人の判定で、激戦を制した高倉選手が3戦目で暫定王者に輝き、メットカルフの王座獲得はならなかった。
メットカルフ沙莉