この日の、第5試合、今年1月に敗れて以来の出場の柳尾、初回、サウスポースタイルの樋口選手が、丁寧にジャブを突きながら左を狙う、対して柳尾が右ボディーストレートをヒット。3回、樋口選手がステップを踏みながら左アッパーで迎え撃ち距離をキープ、柳尾が入りにくそうだが、4回、強引に前へ出て単発の右ストレートをヒット。5回、樋口選手がプレスを掛け、ワンツーを出すも決定打を打ち込めず、柳尾が右ストレートをヒット。6回、柳尾が出入りを活かした動きで有効打を決めて攻勢をアピールし終了のゴング。59-55が2人、残り1人が60-54の3-0で柳尾が勝利し、再起を飾った。
第7試合、昨年12月に敗れて以来の出場の栁堀、初回、サウスポースタイルの宮本選手の上下の揺さぶりからの、左ボディーストレートがヒット、リズム感ある攻撃で先制を許す。2回、栁堀がジャブからワンツーを決めるも、宮本選手もリターンの左で応戦。3回、宮本選手が右ボディーで一瞬動きを止め、上下に打ち分ける。4回、中間距離でパンチを交錯、お互い引かず5回、宮本選手左ボディーストレートから右フックを喰らう。6回、栁堀が間合いを詰めてワンツーをヒット、有効打を集める。7回、宮本選手が左ストレートを顔面にヒットさせ。ボディーにパンチを集める。8回、お互い手数で譲らず、渾身の打ち合い、気持ちのこもった打撃戦に会場が盛り上がり、終了のゴング。75-77で3者共2ポイント差で、宮本選手を支持、栁堀は再起戦を飾れなかった。