2019年5月以来の試合で、初8回戦がランク挑戦の矢野、初回、激しい攻撃を仕掛け、宇津見選手が迎え撃つ形でパンチを交わし合う展開でスタート。2回、変則的な角度からパンチを放ち続ける宇津見選手に対して、矢野は出入りのボクシングで対応する。3回、多彩な角度から攻め入る宇津見選手に対して、足を使い距離を保ちパンチを返す。4回、ペースを掴みに上下にパンチを放つ矢野に対して、宇津見選手は正面から迎え撃ち、打ち合いに。5回、6回、と両者が激しい打ち合いを展開。7回も、激しい打ち合いを演じるが矢野がやや劣勢に。最終8回も激しい打ち合い、序盤偶然のバッティングで宇津見選手が左目上をカット、再開後、中盤に再び偶然のバッティングで今度は矢野が左目上をカット。矢野の傷が酷く、ドクターストップが言い渡され試合が終了、負傷判定が採られ、3人のジャッジのそれまでの採点が、76-76、75-77、75-78の0-2で宇津見を支持。矢野のランキング入りはならなかった。