この日は2人が出場、連敗は避けたい柳尾。初回、デビュー戦の伊集院選手がステップを刻みながら先に仕掛けるも柳尾が真っ向から応戦し左フックをヒット。伊集院選手のパンチに冷静に対応してワンツーでぐらつかせ、ラッシュを仕掛ける。伊集院選手は応戦して立て直した。
3回、伊集院選手が押し込みながらのワンツーで反撃し、臆することなく攻め返し気持ちの強さを見せつけた。
4回、両者が最後の力を振り絞ってパンチを繰り出し終了のゴング。会場から大きな拍手が送られる熱戦となった。
採点はジャッジ3者共に、38-38のドローに、決着は付かなかった。
同日出場で、初勝利が欲しい林。初回、南雲選手がサウスポースタイルから、前の手で距離を測りながら上下にパンチを打ち分けて先制する。林は左ボディーストレートを喰った。
2回、林は、南雲選手の左ストレートを何度か喰らい、左ボディーストレートを痛打されたが、ここを耐え抜き粘り強くパンチを返す。
3回、南雲選手が細かいパンチで攻め立てるも、林が力強く左フックをヒット、南雲選手の左目上をカットさせた。
4回、南雲選手の豊富なスタミナからプッシュしながらの左右でのまとめ打ちに劣勢の中終了のゴング。
採点は、2者が40-36、1人が39-37の0-3の判定で敗れ、初勝利はならなかった。