5月のデビュー戦で勝利、連勝を狙う星野、初回、星野の右ストレートと左のロングから始まり、ガードを固めて前に出てきた野口選手に対して、星野は、左ボディとフックを連打。野口選手も左右のフックで応戦した。2回、頭をつけて左右のボディを叩く両者。星野が先に手を出したが、野口選手はガードの隙をついての連打を返す。3回、左右の連打で前に出てきた野口選手に星野は左フックをアゴに打ち込むも野口選手も下がらず右ストレートと左右の連打を上下に打ち分け、近距離での打ち合いを続けた。最終4回、体をぶつけて押し合いながらスペースを作って打ち合う両者。野口選手が一瞬バランスを崩したが、手数は減らず。両者のパンチの応酬合戦の中終了のゴング。会場からは大きな拍手が送られた。採点が、2者が39-37、残る1人が38-38、の2-0で野口選手に、7年半ぶりの勝利を収めた。星野の連勝はならなかった。
