元WBO女子スーパーフライ級王者、奥田朋子(堺春木)選手を迎えての試合、初回、開始10秒、柳尾が右オーバーハンドでダウンを奪う。立ち上った奥田選手は慌てる素振りを見せず、前の手で距離を測りながらワンツーを返した。2回、柳尾は間合いを詰めて右フックで顔を弾き積極性をアピール。3回、奥田選手はワンツーで膝を揺らすとパンチをまとめて反撃。4回、奥田選手はステップを刻みながら独特のタイミングからの右ストレートを好打。5回、中間距離での攻防の中、柳尾のワンツーで奥田選手が左目上をカット、その後レフェリーはドクターチェックを要請し。傷の深さを考慮したレフェリーが試合をストップ。柳尾が元世界王者の奥田選手に勝利を収めた。