12月6日のセミファイナルは、今年8月に日本女子フェザー級王座に返り咲いた若狭与志枝の初防戦。三好選手との4度目の対戦。初回、若狭が距離を詰めながら左ロングフックで積極的に攻め、変則的な角度からの左アッパーで三好選手の顔を弾く。2回、三好選手がジャブからワンツーに繋げるが、若狭が左右フックで譲らす。3回、若狭が右アッパーでぐらつかせ、パンチをまとめて攻勢。4回、体が密着した状態で、若狭が右アッパーでぐらつかせる。5回、三好選手がワンツー連打で反撃も、若狭が押し負けずパンチを返した。6回、両者が渾身の打撃戦を繰り広げる中、若狭が回転力で押し切り終了のゴング。採点が58-56が2者、59-55が1者の3-0で若狭に。返り咲いた王座の初防衛に成功した。