昨年12月以来の2度目のランク挑戦の矢野、初回、中間距離でのジャブの刺し合いでスタート、この回終盤比連崎選手のワンツーを喰らう。2回、矢野がプレスを掛けて左ボディーを好打するも比連崎選手も右カウンターを返す。3回、矢野が圧力を強めてワンツーをヒットし、見栄えの良さをアピール。4回、比連崎選手の伸びのある右ストレートで矢野が左目上をカット。右での迎え撃ちにあう。5回、矢野がボディーに細かくパンチを集めて優位に立っていたが比連崎選手の右ショートアッパーを喰らいぐらつく。偶然のバッティングで比連崎選手が額をカット。7回、お互いの意地が、真っ向からぶつかり合う激しい打ち合いに。比連崎選手の右ストレートを喰らった。8回、お互い渾身の打ち合いを見せ、疲労困憊の中で、比連崎選手の有効打が上回り、終了のゴング。採点が、75-77が2人、74-78が1人の0-3で、比連崎選手を支持。熱戦になるも、2度目のランク挑戦は実らなかった。