5度目の挑戦に賭ける花形と、2階級制覇を狙った黒木選手の対戦。両者はこれまで2度対戦で、花形の1勝1分、3度目の対戦となった。
今回も、花形が低い姿勢からチャンスをうかがい、サウスポーの黒木選手が足を使いながら左を狙う展開、花形が2回からプレスを強め、3回に右をヒットし黒木選手の腰を落とさせた。
中盤は接戦で、花形がよく動き、機を見ては一気に距離を詰め、パンチを繰り出した。黒木選手も左ストレート、右フックがヒットする場面もあり、微妙なラウンドが続く、終盤は黒木選手も攻勢を強め、クリンチ、もみ合いも増えた。
採点は、96-94 2者が花形、96-95 黒木選手で、花形を支持。
師匠の花形会長と同じ5度目の挑戦で念願の世界タイトルを獲得した。