当ジム初の全日本新人王を狙う矢斬、初回、福永選手がジャブを飛ばしながら距離を探るのに対して、サウスポーの矢斬は右ガードを固めながら左右に動き右フック、左ボディーストレートで対抗しお互い静かな立ち上がりでスタート。
2回以降もお互いに相手のパンチに反応し決定打を決められない状態、緊迫感のある駆け引きが繰り広げられる展開に、中盤になってきて次第に福永選手の右ストレートを喰い、後退する。5回も右ボディーで劣勢に。
その後も押され気味のまま終了のゴング。
0-3(46-49、46-49、45-50)判定負けで、全日本新人王獲得はならなかった。
福永選手は四国初の全日本新人王を獲得した。